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お肌の構造を知ろう

スキンケアに必要な皮膚の構造について、イラストでわかりやすく説明
しゃんこ

スキンケアについて知る前に、まずはお肌の構造について学んでおきましょう

パンダ

なんだか難しそう…。手っ取り早くお手入れ方法を知りたいんだけど。

しゃんこ

確かに少し複雑だけど、正しくお手入れするために必要なことだから知っておいてね。

皮膚の働きと構造

肌は皮膚と呼ばれる身体の器官の一部で、外の刺激から体を守る大切な働きをしています。

皮膚のはたらき
  • 外部の刺激や細菌から守る
  • 体温を調節する
  • 老廃物を排泄する
  • 感覚を捉えるセンサー機能の役割

皮膚の構造は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層から成り立っています。

表皮

表皮はわずか0.2mmの厚さで、4つの層に分かれています。

奥から新しい細胞が生まれて続けて、外側にいくにつれ古い細胞となっていきます。

一番外側は角質層と呼ばれ、「天然保湿因子(NFM)」を含んだ角質細胞と、「細胞間脂質(セラミド)」で構成されており、「皮脂膜」で覆われています。

3つの保湿因子
  • 皮脂膜…皮脂と汗が混ざり合って皮膚の表面を覆い、水分の蒸発を防ぎます。
  • 細胞間脂質…角質細胞の間を埋める脂質のことで、セラミド、脂肪酸、コレステロールなどで構成されています。水分を挟み込んで角層のうるおいを保っています。
  • 天然保湿因子…アミノ酸などの成分で構成されており、水分を抱え込んで保持します。
しゃんこ

肌のうるおいとバリア機能を保つのにこの3つがとっても重要なんだよ!

また、表皮には「メラノサイト」や「ランゲルハンス細胞」などの細胞が存在し、お肌を守る役割をしています。

肌のバリア機能
  • メラノサイト…紫外線のダメージから守るためにメラニンを作ります。
  • ランゲルハンス細胞…外部からの異物の侵入を認識するセンサーの役割をしています。
パンダ

たった0.2mmでこんなにお肌を守る働きをしてるなんてすごいね!

真皮

真皮は表皮よりも厚みがあり、肌組織の大部分を占めており、「コラーゲン」や「エラスチン」、「ヒアルロン酸」などで構成されています。

しゃんこ

真皮はお肌のハリや弾力に影響するところだよ

皮下組織

皮下組織は皮膚の最も内側にあり、大部分が皮下脂肪です。

外からの衝撃を和らげたり、断熱・保温の役割をしています。

ターンオーバーとは

表皮の一番奥で作られた細胞は、少しずつ形を変えながら外側に向かって押し上げられ、やがて垢となって剥がれ落ちます。

これがターンオーバーと言われるもので、28〜56日の周期で起こるとされています。

ターンオーバーが乱れる原因
  • 生活習慣の乱れ(睡眠、食事、運動)
  • 紫外線
  • 乾燥
  • 間違ったスキンケア
  • 加齢
しゃんこ

ターンオーバーの乱れはシミやくすみの原因になるよ。

お肌を理解して正しくケアしよう

健やかな肌を保つためには、皮膚の機能を正常に維持することが大切です。

しくみを理解することで肌悩みに応じたケアができるので、ぜひ覚えておいて下さいね。

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